2023 新年のごあいさつ

新年、あけましておめでとうございます。年頭にあたり、2022年を少し振り返りつつ、2023年にむけて、少しご挨拶をいたします。

インクルーシブ教育実践を広げたい

2022年をふりかえると、4月、支援学級の適切な運用に関する通知という、とてもショッキングなできごとでスタートしました。「形式的な運用はよくないから、半分以上は支援学級で授業をしてください」という、とても形式的な内容の通知は、いろいろな報道でもあるように、これまで大阪が培ってきたインクルーシブ教育実践に大きな影響を与えています。

これに対してはいろいろ分野で活動されている方も声をあげ、直接この通知に対しての抗議の動き、そして、「インクルーシブ教育」の理念をしっかり広めようとする動き、どちらもが活発になってきたのではないかと思っています。

やおきょうそも、河内ブロック教育改革フォーラムにおいて、国連障害者権利条約に関わる対日審査において、パラレルレポート(市民からの報告)を提出された、上田哲郎(うえだてつお)さんを講師としてお話を聞きました。同時に、インクルーシブ教育実践をすすめる現場教員からも報告をさせていただきました。

企画お知らせ:インクルーシブ教育と文科省通知と障害者権利条約と〜国連対日審査パラレポ提出上田哲郎さんを招いて

やおきょうそが所属する大阪教組には、ブロックごとのチームがあります。八尾は河内ブロックです。 そして、このブロックごとに毎年とりくんでいるのが、「教育改革フォー…

今後、日本社会がよりインクルーシブな方向へ進むように、今後もこれらの動きには注目していきたいと思います。

働き方改革、業務改善を

学校現場の勤務環境は依然厳しいなと思います。いろいろな要因が複雑にからまりあっていますし、いろいろな場所で、いろいろな人達が、公立学校の改革のために動いてもいます。やおきょうそも、精力的に勤務環境の改善にとりくんでいきたいと思います。

給与やボーナスについては、大きな成果がありました。人事委員会勧告もプラス勧告、無事、完全実施されました。

教職員の給与はどう決まるのか?大阪府人事委員会と大阪府当局と大阪教組。

先日は、民間春闘や国の人事院勧告とわたしたち教職員の給料との関連についての記事をあげました。そちらの記事もぜひ一度読んでみてください! 今回はその続きです。 Con…

組合運動の基本は、現場の情報が執行部に伝わり、執行部から教育委員会に伝わり、施策に反映するという流れです。そのために、執行部からの情報提供のチャンネルを増やしてきました。

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FBページでは市民の皆さんにやおきょうその考えをお伝えします。更新頻度は少し少ないですが、先のインクルーシブ教育の企画ではFBルートでも多くの方にご参加いただきました。

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「できることを、できる人が、できるときに」
八尾の教職員がゆるやかにつながり、その力で、現場の改善をめざして、運動をすすめてまいりたいと思います。2023年もどうぞ、よろしくおねがいします!